河田フェザーは、自社ブランド「ケーダブルディー(KWD)」を今春立ち上げる。羽毛メーカーとしての強みを生かしたダウンケットとダウンショールの2型をそろえる。販売は公式オンラインサイトで、セミオーダーでの受注生産を予定している。
「ケーダブルディー」では、近年世間に未熟な羽毛や粉砕されたもの、アカやホコリが多いままでの混入など粗悪な羽毛が混入している製品が多く出回っていることを背景に、“トランスペアレンシー(透明性)”をコンセプトに掲げて高品質な羽毛のプロダクトを提案する。
ダウンケットは、100cm角の正方形で羽毛の素材感を伝わりやすくし、ダウンショールは大判ながら軽さが特徴だ。どちらにもブランドロゴをモチーフにしたオリジナルキルトパターンを施している。羽毛は産地と品質のトレーサビリティが取れた高品質な新毛2種類に加え、同社が洗浄・精製するリサイクルダウン“グリーン ダウン”の3種類をそろえ、セミオーダー形式で選ぶことができる。今後はアパレル企業やインテリアショップなどへの卸販売やコラボレーション、ポップアップショップなども対応する予定だ。価格などの商品詳細は後日、公式サイトやSNSを通じて発表する。