ファッション

河田フェザーが高品質の羽毛を使った自社ブランド

 河田フェザーは、自社ブランド「ケーダブルディー(KWD)」を今春立ち上げる。羽毛メーカーとしての強みを生かしたダウンケットとダウンショールの2型をそろえる。販売は公式オンラインサイトで、セミオーダーでの受注生産を予定している。

 「ケーダブルディー」では、近年世間に未熟な羽毛や粉砕されたもの、アカやホコリが多いままでの混入など粗悪な羽毛が混入している製品が多く出回っていることを背景に、“トランスペアレンシー(透明性)”をコンセプトに掲げて高品質な羽毛のプロダクトを提案する。

 ダウンケットは、100cm角の正方形で羽毛の素材感を伝わりやすくし、ダウンショールは大判ながら軽さが特徴だ。どちらにもブランドロゴをモチーフにしたオリジナルキルトパターンを施している。羽毛は産地と品質のトレーサビリティが取れた高品質な新毛2種類に加え、同社が洗浄・精製するリサイクルダウン“グリーン ダウン”の3種類をそろえ、セミオーダー形式で選ぶことができる。今後はアパレル企業やインテリアショップなどへの卸販売やコラボレーション、ポップアップショップなども対応する予定だ。価格などの商品詳細は後日、公式サイトやSNSを通じて発表する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。