ファッション

「マリーン セル」と仏マスク専門ブランドが再コラボ 5層構造でウイルスを防ぐ

 「マリーン セル(MARINE SERRE)」は、フランスの汚染防止マスク専門ブランド「アールピュア(R-PUR)」とコラボレーションしたマスク“リフレクティブ・ムーン・フェイスマスク”を両ブランドの公式サイトで発売した。このマスクは2021年春夏コレクションで発表されたもので、価格は299ユーロ(約3万7000円)。

 マスクはバクテリアやウイルスといったナノ粒子を5層構造でカットする。一番外側ははっ水性があり、液体やほこりのような細かい粒子をろ過して取り除く。さらに活性炭の層と二重のナノろ過膜が、有害なガスや臭いを防ぐ。肌に最も近い層には防湿処理を施している。また、従来よりも60倍の速さで空気を排出できる熱風抽出バルブが、サイクリングやランニングなどの運動中でも快適な呼吸をサポートする。「マリーン セル」のアイコンでもある三日月モチーフはリフレクティブ(反射)プリントとなっている。

 デザイナーのマリーン・セルは「“リフレクティブ・ムーン・フェイスマスク”は、都市の汚染から身を守り、安全性と快適性を確保するように設計された、昨今の私たちの日常生活に欠かせないもの」と語った。

 「アールピュア」は、「われわれは、これからの環境と未来のビジョンに対してマリーンと同じ価値観をもっている。初めて保護マスクをファッションアクセサリーとして捉えられたのが、19年秋冬シーズンのコラボレーションだった。二度目のコラボレーションを決意したのは自然な流れだ」とコメントした。

MARINE SERRE x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。