「マリーン セル(MARINE SERRE)」は、フランスの汚染防止マスク専門ブランド「アールピュア(R-PUR)」とコラボレーションしたマスク“リフレクティブ・ムーン・フェイスマスク”を両ブランドの公式サイトで発売した。このマスクは2021年春夏コレクションで発表されたもので、価格は299ユーロ(約3万7000円)。
マスクはバクテリアやウイルスといったナノ粒子を5層構造でカットする。一番外側ははっ水性があり、液体やほこりのような細かい粒子をろ過して取り除く。さらに活性炭の層と二重のナノろ過膜が、有害なガスや臭いを防ぐ。肌に最も近い層には防湿処理を施している。また、従来よりも60倍の速さで空気を排出できる熱風抽出バルブが、サイクリングやランニングなどの運動中でも快適な呼吸をサポートする。「マリーン セル」のアイコンでもある三日月モチーフはリフレクティブ(反射)プリントとなっている。
デザイナーのマリーン・セルは「“リフレクティブ・ムーン・フェイスマスク”は、都市の汚染から身を守り、安全性と快適性を確保するように設計された、昨今の私たちの日常生活に欠かせないもの」と語った。
「アールピュア」は、「われわれは、これからの環境と未来のビジョンに対してマリーンと同じ価値観をもっている。初めて保護マスクをファッションアクセサリーとして捉えられたのが、19年秋冬シーズンのコラボレーションだった。二度目のコラボレーションを決意したのは自然な流れだ」とコメントした。