アシックス(ASICS)はこのほど、国際NPOのカーボンディスクロージャープロジェクト(CARBON DISCLOSURE PROJECT、以下CDP)による調査において、温室効果ガス排出量の削減活動が評価され、上位企業が獲得する「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に2年連続で選ばれたことを発表した。
CDPは気候変動と水、森林の3つを活動領域とし、世界の主要企業の二酸化炭素排出量や気候変動への取り組みを調査し、8段階で評価する。2020年度には世界の515の機関投資家の賛同を得て調査を行うなど、投資から信頼を得ている評価機関だ。今回は7000以上の企業が調査対象となり、アシックスは上位約400社のうちの1社となった。
また信用格付けプロバイダーであるS&Pグローバル(S&P GLOBAL)が発行する「サステナビリティ・イヤーブック 2021」にも選定され、同社の取り組みは業界上位15位との評価を受けた。