イッセイ ミヤケは、新たなメンズブランド「アイム メン(IM MEN)」を今春立ち上げる。デザインはミヤケ デザイン スタジオのデザインチームが手掛ける。東京・南青山の「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE」のすぐ隣(港区南青山3-18-11)に路面店も開く。
同社は「アイム メン」について「生活環境の変化を柔軟に捉え、現代的な生活シーンに溶け込むプロダクトとしての実用性とシンプルな機能美を追求した、男性のための新しい日常着」と説明。2010年にスタートした「132 5. イッセイ ミヤケ(132 5. ISSEY MIYAKE)」で培ってきた再生素材や、折りたたんだりプレスしたりする衣服の研究を発展させ、日常を快適にする服を提案していくという。
ビジュアルには、デザインユニット“グーチョキパー(GOO CHOKI PAR)”として「オム プリッセ」などのグラフィックデザインを手掛けてきた浅葉球、飯高健人、石井伶の3人を起用。「アイム メン」のシンプルなステンカラーコートやジャケットなどを着用している。撮影は写真家の操上和美。
同社は、1978年にメンズブランドとして立ち上げた「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」を2020-21年秋冬シーズンをもって休止。その理由について「男性服の新たな可能性を探る取り組みを始めるため」と説明していた。