音楽プロデューサーの小林武史が率いるクルック(KURKKU)は伊藤忠商事と協業し、わかしおの座礁事故で打撃を受けたモーリシャスの支援プロジェクトを行う。2月10日にはクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー(CAMPFIRE)」で、「ロンハーマン(RON HERMAN)」とコラボレーションしたプロジェクトをスタート。オリジナルデザインのTシャツやエコバッグ、ステッカーなどを販売し、収益の一部をNPOや基金に寄付する。10日に開始したプロジェクトは目標金額300万円に対して、15日15時現在ですでに393人から573万円の支援金が集まっている。
「ロンハーマン」とコラボレーションしたTシャツは、認証を受けたオーガニックコットンを使用。生産はモーリシャスの現地企業で先進的なエコロジー設備を備えたRT KNITS社で行う。支援金の寄付先である「I61 FOUNDATION」基金はモーリシャスの自立支援を、NPO「リーフコンサベーション(REEF CONSERVATION)」はサンゴやマングローブの長期的なモニタリングと保護活動支援を行っている。
世界的なコロナ禍で観光産業などが大打撃を受ける中、同プロジェクトでは長期的な支援を掲げ、今後も現地の魅力を発信するさまざまなイベントを仕掛けていくという。