「ユニクロ(UNIQLO)」は、2020年秋冬に復活販売して大きな話題を呼んだデザイナーのジル・サンダー(Jil Sander)氏とのコラボレーションライン「+J」を、21年春夏も継続販売すると発表した。具体的な発売日や商品ラインアップ、販売店舗などは未公表。
「+J」は09年10月1日の「ユニクロ」パリ・オペラ旗艦店オープンに合わせてスタート。11年秋冬まで5シーズン継続して販売した後、休止していた。昨年11月13日に9年振りに発売すると、店舗には開店前から行列ができ、一部では店内が込みすぎて備品が壊れるなどのケースも出ていた。
「+J」も貢献する形で、ファーストリテイリングの20年9~11月期は国内ユニクロ事業が売上収益(売上高に相当)が前年同期比8.9%増、営業利益が同55.8%増と絶好調。その後も好調は続いており、期待感から2月16日には株価も初めて10万円を超え、時価総額でインディテックスグループを抜き、アパレル業世界首位となり話題になっている。