国産オーガニックコスメ「アムリターラ(AMRITARA)」は4月12日、ブランドをリニューアルする。新たに米を原料にしたスキンケアシリーズ“ライス&グレープ”を発売するほか、既存のスキンケアシリーズを約3年かけて一新する。
同ブランドは2008年に誕生。当初から国産原料を使用し持続可能なモノ作りを推進してきた。「ブランド創立13年目を迎え、自然や生産者、お客さまとより有機的につながり、ともに美しい循環を生み出したい」(勝田小百合アムリターラ代表)とリニューアルすることを決めた。
新たなキャッチコピーを“オーガニックに生きる”とし、ブランドゴロも一新する。ブランドの頭文字のaを4つつなげたもので、自然、生産者、お客、ブランドの強い結びつきを表現した。パッケージもこれまでのカラフルな印象から、シリーズごとに写真を用いたものに変更。容器も中身が透けるタイプを使用し、配合した植物の色がわかるようにした。
リニューアルを機に、新たにホワイトニングシリーズ“ライス&グレープ”を発売する。10年以上、九州の自社農園で米の栽培を携わってきた中で、肌に素早く浸透する米の細胞水の抽出に成功。さらにアミノ酸を多く含んだ日本山ぶどうの樹液も配合し、肌のくすみや荒れ、乾燥をケアする。アイテムは化粧水、美容液、クリームの3種をそろえる。
ブランドリニューアルに伴う商品の廃棄を避けるため、約3年をかけて行う。スキンケアが終了したのち、フードのリニューアルも予定する。「その間は既存製品と混在した売り場になるが環境への配慮が第一優先」とする。また表参道の直営店などではテラサイクルと組み、使用済み容器回収リサイクルプログラム、アムリサイクルを3月末から実施する予定だ。