スポーツチームのライセンス商品を製造・販売するファナティクス・ジャパンは、スポーツファンに向けた新ブランド「オフ ザ ゲーム(OFF THE GAME)」を立ち上げた。自社ブランド「マジェスティック(MAJESTIC)」から派生し、タウンユースを意識したデザインと、アスリート企画に使われる高機能素材を使用したウエア・グッズをそろえる。3月1日からスポーツオーソリティをはじめとするスポーツ専門店で扱う。
ファーストシーズンは、ポリエステルを高密度に織ったウインドブレーカー(1万1000円)や背面に使用したメッシュ素材で通気性を高めたトラックジャケット(8000円)、トラックパンツ(7000円)、パーカ(7000円)、吸水速乾素材を用いた長袖Tシャツ(5000円)、ショーツ(5000円)、コットン100%の半袖Tシャツ(3900円)、ストレートとカーブの2種類のつばを用意するキャップ(3900円)など全10型。いずれも、スタジアムや試合観戦以外のシーンでの着用も想定した、目立ちすぎないロゴデザインとブラックカラーが特徴だ。
上記に加え、オフィシャルサプライヤー契約を結ぶプロ野球3球団(福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、東京ヤクルトスワローズ)のロゴでアレンジした商品も販売する。各球団のグッズ店舗や通販サイトで、3月中にローンチする(発売日は球団によって異なる)。
ファナティクス・ジャパンの川名正憲マネジング・ディレクターは「ファンウエアはチームの個性を押し出すデザインがセオリーだが、近年は日常使いのニーズも拡大していた」と立ち上げの経緯を語り、「今後は野球以外のスポーツにも拡大させ、より多くのファンに喜ばれるブランドに成長させたい。ファナティクス・ジャパンの主力ブランドとしても強化・注力していく」と意気込む。初年度の目標売り上げは非公表。