ファッション

「サカイ」がカウズと協業 「ナイキ」“ブレーザー”でトリプルコラボも

 「サカイ(SACAI)」は、メンズの2021-22年秋冬コレクションとウィメンズの21年プレ・フォール・コレクションでアーティストのカウズ(KAWS)と協業した。同コレクションの発売は21年7月を予定している。

 同プロジェクトは、阿部千登勢デザイナーとカウズの長年の友情を祝したもので、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)とピエト・モンドリアン(Piet Mondrian)の出会いにインスパイアされた“ウエアラブルアート”という概念を現代的に表現。カウズのアート3作品のカラーパレットを「サカイ」のコレクションに忠実に落とし込んだ。カラーはマルチカラーとカモフラージュの2種。マルチカラーがカウズの作品のオリジナルカラー、カモフラージュが今回の協業のために特別に色を変更したものだ。

 さらに、「サカイ」と「ナイキ(NIKE)」がコラボレーションした“ブレーザー ロウ(Blazer low)”にカウズのアートワークを落とし込んだトリプルコラボも用意した。

 21-22年秋冬メンズ・コレクションでは、カテゴライズすること、先入観、ルールにとらわれることに抗いながら、パンクからヒップホップへの移行を深く理解し、カウンターカルチャーのコードをつなぎ合わせることで生まれる自由さを表現した。

 ウィメンズの21年プレ・フォール・コレクションでは、ツイードをシルクとシフォンに繋ぐなどハイブリッドを継続しつつ、シェイプを簡素化することによって着やすさも実現した。なお、21-22年秋冬メンズ・コレクションとウィメンズの21年プレ・フォール・コレクションはランウエイショーなどは行わず、ルックでの発表となった。

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