ゴールドウインが手掛ける「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」が早くから取り組んだDXは2019年11月、渋谷パルコにオープンした「ザ・ノース・フェイス ラボ」が象徴的だ。3Dスキャンを使用したカスタムオーダーサービス「141CUSTOMS(ワンフォーワンカスタムズ)」(システム開発はSYMBOL)で、「ザ・ノース・フェイス」のアイコニックなアイテムを一人一人の好みに合わせてカスタマイズできる。客は、まずウェブサイト内のシミュレーターでアイテムを選択して好きなカラーでデザインした後、来店して3Dスキャニングマシーンで作成された3Dアバターを使って画面上でフィッティング。専門スタッフのカウンセリングを受けながら生地スワッチや副資材を決定して、できたオリジナルのデザインをゴールドウインテック・ラボの専門スタッフが1着ずつ制作するというものだ。(この記事はWWDジャパン2021年3月1日号からの抜粋です)。
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