ファッション

元「クリスチャンダダ」の森川マサノリが新ブランド「ベイシックス」を始動 

 「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」元デザイナーの森川マサノリは、ユニセックスブランド「ベイシックス(BASICKS)」を3月に立ち上げた。ブランド名は、スラングで「格好悪い」を意味する“BASIC”と、「格好いい」の“SICK”を掛け合わせた造語。“循環”をテーマに、ファーストコレクションはデニムジャケット(2万7000円〜)やシャツ(2万3000円〜)、Tシャツ(8800円〜)、パンツ(2万円〜)など30型をそろえる。ベーシックなデザインに白のステッチワークが特徴だ。販売は自社ECと卸を予定している。サステナブルな取り組みの一環として、環境に優しい素材をほとんどのアイテムに使用する。また自社ECの余剰在庫は廃棄せず染めや加工を施して再販し、“循環”させるという。

 森川は2010年に「クリスチャンダダ」を設立。日本やヨーロッパを中心に人気を集め、熱狂的なファン通称“ダダラー”が出没するなど、カルト的な人気を誇った。13年に「DHL デザイナー アワード」を受賞すると、14年にはシンガポールの企業ディーリーグ(D’League)グループの傘下に入る。15年に毎日ファッション大賞新人賞を受賞し、16年にはパリの公式スケジュールでコレクションを発表。20年に同ブランドを休止し、新ブランド「ベイシックス」を自己資金で立ち上げた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。