毎年この時期になると美白系のスキンケアアイテムが出そろうが、今年も新技術を投入した注目の新作が目白押しだ。今年は長く愛されるロングセラーをパワーアップさせたリニューアル製品のほか、「美白しながら肌荒れもケア」といったコロナニーズにもアプローチした製品が登場。編集部注目の新製品を紹介する。
CHANEL
健康的な肌の明るさを維持するために、アミノ酸の代謝が重要な役割を担うことに着目。肌の過剰な色素沈着を抑える美白有効成分のTXCに加え、肌を滑らかに整えるビタミンEと鎮静効果があるアラントインの2つの医薬部外品有効成分を新配合。さらにガーデニアフルーツエキスを組み合わせ、アミノ酸の代謝を活性化。滑らかで均一、明るさを持った健康的な“ヘルシー ロージー グロウ”肌に導く。
DIOR
ブランドとして初めて4つの効果効能で医薬部外品の承認を取得した美白美容液がパワーアップ。エーデルワイスのエキスが配合された独自の複合成分がブライトニングや抗酸化作用を発揮。さらに過剰な皮脂分泌を抑制し、過酸化脂質の生成を防ぐグルコン酸亜鉛を新配合。肌の内側から明るさを目覚めさせ、色素沈着を防ぐ。
GUERLAIN
最高峰エイジングケアラインから初のブライトニングローションが登場。さまざまなストレスにより肌細胞の低酸素状態に陥ることがエイジングを加速することから、細胞に十分に酸素を届けるライン共通の“セル レスピレーション”技術を採用。さらに色素沈着に根本的にアプローチする“オーキッド ブライト”テクノロジーを組み合わせ、肌の色むらやキメを整えるPHAを新配合。
SISLEY
ブライトニングシリーズの洗顔料、化粧水、日中乳液が刷新。洗顔料は優れた抗酸化作用により肌の輝きを高めるモモ花エキスを配合。化粧水は4種の有効成分がメラニンの生成に関わるあらゆる段階に働きかける「ル コンセントレ コンプレックス」を配合するだけでなく、マイルドなピーリング作用で古い角質を優しく取り除く。日中乳液はSPF50+PA+++と高い紫外線カット効果を持ちながら、「ル コンセントレ コンプレックス」を配合。
L'OCCITANE
美白シリーズの化粧水、美容液、クリームが刷新。シミに加え、肌荒れもくすんだ印象を与えることから、美白と肌荒れの双方の有効成分を配合しパワーアップ。甘草由来成分が高い抗炎症作用で肌荒れを鎮めオウゴンエキスが紫外線などの外的ストレスで発生する活性酸素除去を助け肌の炎症を抑える。レーヌでプレエキスやビタミンC誘導体、ホワイトアイリスエキスなどを組み合わせ、メラニン生成を抑制し透明感あふれる肌へ。
SHISEIDO
シワと美白ケアを同時にかなえられる部分用クリームがリニューアル。今回、年齢を重ねるごとに肌の表面の角層は固く、奥の真皮は柔らかくなる「肌ギャップ」がシワの要因であることを新たに発見。そこで資生堂は32 年間に渡るレチノール研究を生かし、同社で初めて純粋レチノールを含む 5つの有効成分を配合。目まわりや口角まわりのゆるみジワまで、 異なる部位のシワに対応しながらクリアな肌へ。
IMMUNO
肌の免疫機能を司り、加齢とともにその数が減少し機能が低下するランゲルハンス細胞に着目。美白有効成分「油溶性ビタミンC誘導体」を配合し、シミやそばかすを防ぐ。深海微生物由来のバイオバリアや紅藻、紅花エキスやツバキオイル、ローズヒップオイルなど自然界に存在する植物や微生物の力を生かし、肌本来が持つ美白機能をサポート。天然由来成分99%を実現。
ITRIM
ブランド初の美白フェイス・ボディーケアライン。ジャーマンカモミール油のアズレンに美白有効成分のコウジ酸を組み合わせ、大人の肌の久住やシワを防ぎ透き通るような輝きをプラス。さらに肌を穏やかに整えるヘチマ水や活力を与えるメリッサ葉エキス、引き締め効果のあるローズマリー葉水を合わせて清らかに肌を整える。全製品天然由来成分98%以上にこだわっている。
DERMALOGICA
日々の生活の中 で、少しずつ現れてきたスポットに有用成分がアプローチ。ヘキシルレゾルシノールやナイアシンアミドがキメを整えなめらかな肌に導く。さらに肌を均一なトーンに整えながら潤いを保つシイタケ菌糸体エキスや、古くからアーユルヴェーダでも取り入れられてきた保湿成分ウィタニアソムニフェラ根エキスも配合。潤いを与えることで乾燥によるくすみをケアしてワントーンアップしたような、透明感あふれるクリアな肌へ導く。
EXCELLULA
佐藤製薬が手掛けるスキンケアブランド「エクセルーラ」。美白とシワ改善の効能が認められた薬用有効成分「ナイアシンアミド」を配合する薬用美白シワ改善美容液。美肌サポート成分として4つの和漢植物エキス、角層ケア成分としてセイヨウナシ果汁発酵液をプラスし、ごわつく肌をやわらげて美肌成分が届く肌へ。28 種の和漢植物エキスを配合。