紙面紹介

感情を揺さぶる服と映像表現 2021-22年秋冬コレクション特集 前編

 「WWDジャパン」3月15日号は、2021-22年秋冬ウィメンズ・コレクション特集 前編です。新型コロナウイルス感染症の影響から、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリの4大都市ファッション・ウイークは完全オンライン化。編集部がリモート取材を行う中で、感情を揺さぶるような映像表現が印象的だった28ブランドを紹介します。特集内では「ランウエイ形式」「迫力の演出」「ブランドの世界観を凝縮した映像表現」「ダンスを融合した動画発表」の4つの切り口で解説。表紙は、”感情と動作”に着目して心に訴えかけるような映像を見せた「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」です。

 また、東日本大震災から10年が経ち、被災した縫製業を取材。高さ14mを超える津波が押し寄せた岩手県久慈市の岩手モリヤや久慈ソーイングのほか、被災地に仕事を生んできた気仙沼ニッティングに話を聞きました。またビューティ業界による復興支援にもフォーカス。義援金や物資提供だけでなく、心のケア、就労支援を続けてきた花王と日本ロレアルの活動を取り上げます。

 さらに、デジタル化が進みインスタライブの運営や、オンライン展示会の対応に追われるブランドプレスのお仕事についても紹介。エレメント ルールの「エジック(EZICK)」、マッシュスタイルラボの「セルフォード(CELFORD)」、マークスタイラーの「エモダ(EMODA)」のブランドプレスに仕事内容の変化について語っていただきました。

 定例コーナーの「ファッションパトロール」では、コロナ禍のバレンタイン&ホワイトデー事情を調査。東京モード学園の学生たちに聞いたバレンタイン&ホワイトデーまつわる恋バナを紹介します。

<訂正>P.3のニュースダイジェスト内、「アレキサンダー・ワン、性暴行被害者らに謝罪」とあるのは正しくは「性的暴行疑惑に関する声明を発表」です。お詫びし、訂正いたします。

CONTENTS

FEATURE

  • 2021-22F/W COLLECTION前編 感情に訴えかける!BEST COLLECTION28

EDITOR’S VIEW

  • 岩手の縫製工場が、泥だらけのミシンと歩んだ「再生の物語」(ニュースデスク 横山泰明)

FOCUS

  • 東日本大震災から10年、被災した岩手の縫製業から見た 日本のアパレル産業のこれまでとこれから
  • コロナ禍の女性に向けた支援に通じる “美容の力”で復興支援の輪が広がる
  • インスタライブの企画運営に奔走、展示会もデジタル化で大忙し こんなに変わった!ブランドプレスの仕事

SERIES

  • Beauty Insight ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望:Vol.23 女性支援活動の背景にあるESG投資のムーブメント
  • リシュモン ジャパン三木社長の熱血ファッション塾:16時限目 性別にとらわれない“個”がファッションの可能性を広げる
  • 菅付雅信「不易と流行のあいだ」:Vol.39 デジタルショーはファッションの民主化を推し進める(前編)

FASHION PATROL

  • 東京モード学園のアジア人学生が激論 コロナ禍のバレンタイン&ホワイトデー事 Z世代の愛の告白は?

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最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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