しまむらは15日、2021年2月期連結業績予想を上方修正した。一連のMD改革が成果を上げたことに加えて、新常態で都心ではなく住まいの近くで衣料品を買う人が増えたことも追い風になった。コロナが本格化する前の20年2月期の実績も上回る。
修正後の数値予想は、売上高が前期比3.9%増の5426億円(当初予想は5286億円)、営業利益が同65.4%増の380億円(同308億円)、純利益が同99.3%増の261億円(同192億円)とする。既存店ベースの売上高が前期比2.6%増と好調だった。MDの精度が高まったため値引きが抑制され、利益を大幅に底上げした。