「WWDジャパン」3月22日号は、2021-22年秋冬ウィメンズ・コレクション特集 後編です。未曾有の恐怖の中で心地よさを求めるムードが台頭した2021年春夏からデザイナーたちは前進。21-22年秋冬はオプティミスティック(前向き)なマインドやポジティブなエネルギーが感じられました。本特集では今季を象徴する4つのキーワードを元に、“再びファッションを楽しもう”という希望を見いだしたブランドを紹介します。表紙は“着飾ることは熱量の高い行為”というアイデアを表現したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)率いる「ロエベ(LOEWE)」です。
中面では販売員の長時間労働事情にフォーカス。販売員のワークライフバランス向上や人手不足解消を目指して独自の働き方改革を開始するアダストリアと、静岡市の商業施設、新静岡セノバを取材しました。加えて936人に調査した「ファッション販売員の労働時間についてのアンケート」の結果を公開し、現在の労働実態と生の声をお届けします。また「ユニクロ(UNIQLO)」「リーバイス(LEVI’S)」、ビームス(BEAMS)、ベルベルジン(BerBerJin)から聞いた“今、売れているデニム”を紹介。コロナ禍でもデニムが売れている理由を解き明かします。
人気連載「ミステリーショッパーが行く!eコマース編」では、フラッシュセールサイトとしてスタートし、昨年11月にラグジュアリーECとしてリニューアルした「ミレポルテ(MILLEPORTE)」を調査。ファッションからコスメ、グルメ、ライフスタイルまで幅広く扱い、430万人以上の会員を持つ同サイトをミステリーショッパーたちはどう評価するのか?必読です。ビューティ業界の情報を発信する「ビューティインサイト」では、表参道の美容室「コクーン(Cocoon)」のVAN代表と、「ガーデン(GARDEN)」の津田恵クリエイティブ・ディレクターの2人が“今週の識者”として注目のニュースについて語ります。
また付録の「WWDビューティ」では、“第4回 WWDビューティ ヘアデザイナーズコンテスト”の結果を発表しています。同コンテストは全国の理美容師、ヘアメイクアップアーティストを対象に、モデルを起用したヘアデザイン作品を募集し、グランプリを決定するというもの。4回目の開催となった今回は、“2020~21年のコレクション(NY、パリ、ミラノ、ロンドン)におけるファッションやビューティのトレンドを意識した作品”というテーマで作品を募集しました。表紙は、グランプリ受賞者がヘアメイクを手掛けたモデルフォトになっています。