三菱地所とカウンターワークス、SPACERの3社は、D2Cブランドを実際に試着・購入できるショールームを3 月23 日~4 月19 日まで東京・丸の内の新丸ビル3階アトリウムに設置する。
ショールームでは、試着室と商品の受け渡しや返却、購入ができるスマートコインロッカーを設置。D2Cブランドとのリアルな接点を設けてブランドストーリーや商品の特性を伝える機会などを作るほか、ブランドの認知度向上も期待できる。機能性のある日常着を提案する「オールユアーズ(ALL YOURS)」や残布を再利用したアップサイクルブランド「アンノウト(ANNAUT)」、“育てる”がコンセプトのレザーブランド「ラルーチェ(LALUCE)」など10 ブランドが出展する。
D2Cのアパレルブランドはインターネット上で完結できるものの、一方で「実物を見たり、試着をしたりしてから購入したい」「新しいブランドとも出会いたい」といったユーザーのニーズも高まっている。今回の取り組みを通してデジタルとリアルを融合した新たな購買体験の創出を検討していく。
小売及び商業施設のデジタルトランスフォーメーション支援を手掛けるカウンターワークスは、ショールームの設計や運営、利用者の行動データを解析し、商業施設に運営改善へとつながるプラットフォームを提案する。購入や受け取り、予約をスマートフォンで完結できるコインロッカーを展開するSPACERは、スマートコインロッカーの設置、商品受け取りの予約サイトを提供する。