ファッション

「マイケル・コース」2016年春夏ニューヨーク・メンズ・コレクション

REPORT

アメリカン・スポーツウエアの匠が見せたエフォートレスの極み

業界が「アメリカン・スポーツウエア」と呼ぶ、いわゆるアメリカ発祥のカジュアルスタイルの特徴は、リアル、エフォートレス、そしてストリートという言葉で表現できるだろう。「マイケル・コース」の2016年春夏メンズは、リアルとエフォートレスの極み。ウィメンズ同様ジェット機に乗って出かけたのは、世界のあらゆるリゾート。あらゆる場所に対応しながら、心地よくリラックスできて、それでいながら洗練さを失わないエレガントカジュアルが出揃った。

まずジェットセッターが出かけたのは、エキゾチックな砂漠といったとこだろう。ハイライトの1つは、サンドカラーのリネンで作るフーデッドニットや、わずかフレアするチノ素材のリラックスショーツ、コットンポプリンで作ったロング丈のサファリシャツ、それにグラディエイターサンダルだ。サンドカラーのレザートートは、スエードとのリバーシブル。柔らかな革を使っているので、折りたたんでクラッチとして使うこともできる。

次いで向かったのは、ビーチリゾート。ここでは、リネンなどの素材で作ったパジャマライクなセットアップがぴったりだ。パジャマストライプがメインのコレクションに加わったのは、絞り染めのスカーフ。小さな絞りは小紋のような模様を描き、セットアップとなった。
そして最後は、夜はエアコンがガンガンに効いた都心。オールブラックのクールな出で立ちだが、コットンリネンのジョギングパンツ、ライナーを一切排除したブルゾンなどを羽織ってカジュアルダウンした。

実際の着用シーンを具体的に想定し、エレガンスを失わないギリギリまでカジュアルダウンを図るアプローチが、サファリとマリン、モードなスタイルのいずれにおいても根底に流れている。メンズは11月にオープン予定の銀座店地下1階を皮切りに、日本にも本格上陸の予定だ。

LOOK

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京に広がる “成熟したエレガンス”と“リアルクローズの提案力” 2025-26年秋冬東コレ特集

3月31日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬の「楽天 ファッション ウィーク東京」特集です。今季の特徴は、デザイナーらがブランド設立当初の世界観を大きく前進させたこと。東京らしいパーソナルな視点でのモノ作りに加え、“エレガンス”を成熟させて幅広い層に刺さるクリエイションが際立ちました。同時に、よりリアルクローズを意識した提案も目立ち、今後に向けてのターニングポイントを予感させるシー…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。