ファッション

海外有力店バイヤーたちの評価は? 2021-22年秋冬ウィメンズ・コレクション

有料会員限定記事

 2021-22年秋冬シーズンも海外有力百貨店やセレクトショップの買い付けは大半がデジタルで行われた。やはり対面で実際に触れて買い付けたいという願いは圧倒的だが、デザイナーのクリエイティビティーを生かした発表方法や取り組みを評価する声もあった。バイヤーたちの心を捉えたブランドを紹介する。(この記事はWWDジャパン2021年3月22日号からの抜粋です)

【ニューヨーク】

■ノードストローム(NORDSTROM)
サム・ロバン(Sam Lobban)=デザイナー&新コンセプト担当シニア・バイスプレジデント

良かったブランド:「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」「コリーナ ストラーダ(COLLINA STRADA)」「サンディー リアング(SANDY LIANG)」「4Sデザインズ(4S DESIGNS)」「トムボゴ(TOMBOGO)」

 デザインからコレクションの発表方法まで、多彩なクリエイティビティーが光るシーズンだった。「プロエンザ スクーラー」のインパクトあるコレクションに引かれ、「サンディー リアング」の遊び心あふれるフェミニンなクリエイションも楽しんだ。「エンジアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」で経験を積んだアンジェロ・ウルティア(Angelo Urrutia)による「4Sデザインズ」は、彼の人生経験を注ぎ込んだデザインで、ニューヨークで特別な立ち位置を示している。実際に洋服を見る体験に代わるものはないが、デジタルを介してファッションとどのようにつながりを生むかについて多くの工夫が見られた。

この続きを読むには…
残り3924⽂字, 画像5枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。