ヘアサロンの経営支援などを行う大手美容ディーラーのガモウ関西は、サロンユーザーが来店前にオンラインでカウンセリングを受けることができる、オンラインカウンセリング美容師検索サービス“チェンジ ミー”の提供を開始した。まずは関西を中心に展開し、5月以降は全国に向けて広げていく予定だ。
“オンラインカウンセリング美容師検索サービス”とは、ファーストカウンセリングをオンライン化することで、サロンユーザーの店舗での滞在時間を短縮し、同時に人との接触濃度を下げることで新型コロナウイルス感染症対策につなげる業界初のサービス。
来店前にカウンセリングを実施することで、ユーザーは美容師のパーソナリティーや得意なスタイルを把握したうえで、具体的な提案を受けることが可能になり、美容師とユーザーのマッチング精度を高めることもできる。
カウンセリング時間は約15分。髪の悩みやヘアスタイルの相談など、ユーザーの意向に合わせて最大3人の美容師に相談することが可能。カウンセリングでは、専用ツール“サロントーク”を使用して、画面の共有や画像の貼付のほか、カットイメージやカラーイメージなどを画面を通じて提案することができる。
コロナ禍において“三密回避”が叫ばれる中、美容室はどちらかというと“密”と認識されがちなサービス。実際に「新型コロナの影響で美容室での滞在時間を減らしたい」と感じるユーザーは約7割(ガモウ関西によるインターネットリサーチ調べ)という調査結果もある。特に新客のファーストカウンセリングは時間も要し、美容師との接触濃度も上がる場面であることから、不安に感じる人も少なくない。
また、ユーザーは美容師選びで「失敗したくない」という気持ちを持っている。しかし「初めて行った美容室で思い通りにいかなかった経験がある」という人は約8割(ガモウ関西によるインターネットリサーチ調べ)という結果から、美容師とユーザーの互いの理想をすり合わせるファーストカウンセリングは、非常に重要な要素となっている。
つまり“チェンジ ミー”は、「時間を要してしまうが非常に重要」であるファーストカウンセリングをオンライン化することで、“滞在時間の長さ”と“美容師とのミスマッチ”という二重の不安を払拭し、来店前からユーザーと美容師との関係性を高められるサービスだ。