2021-22年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」が21日に閉幕しました。「WWDJAPAN.com」は、編集部が選出した全20の候補から、ユーザー投票で人気No.1ブランドを決定する“T-1グランプリ”を開催!見事トップ10に入ったブランドをランキング形式で発表します。
【1位】「ミーンズワイル(MEANSWHILE)」
理由:アウトドアな感じが好き/素敵なデザインです!/衣服のさらなる可能性を感じた/コンセプトと映像表現がよかった/洋服に力強さを感じる。着ることで先行き不透明な時代に対して一種のパワーを与えてくれそうな気がする/細部まで作り込まれていて、いろんなギミックが詰め込まれてるのに、うるさくない絶妙なバランス/好きなテイストとサイズ感だった。リラックスできる物が好きなので/衣服は道具という観点から機能美を表現している点が興味深かった/人と被らず、使いやすそう/ルックとコンセプトがかっこいい
【2位】「アンダーカバー(UNDERCOVER)」
【3位】「ハイク(HYKE)」
理由:ミリタリーを得意とする「ハイク」らしさが、アウター類を中心に感じられた。2021年春夏に続き、素材や機能面でもこだわりが見られた/ミリタリーとアウトドアの要素をきれいに見せるのが今の気分とマッチしている/デザインが好きです/素敵。質が良さそう。オフィスにも着ていけそう/洋服のデザインが素晴らしいブランドは他にもあるが、シルエットのレベルが圧倒的に高く、そこにあるだけで美しい。人物像も確立され、スタイリングも秀逸。ミクロで見てもマクロで見てもレベルが高く、素晴らしいブランドだと思います/相対するものをうまくミックスし、新しいものを生み出すセンスのよさと、全体の絶妙なバランス/洗練されたデザインが大好き/サラッと着るだけで、上品でセンスが良い雰囲気をまとえそうだから/シンプルなのにブレない。本当に必要な服は、トレンドとかコロナとかそんな事は関係ないなと思わされた/他のブランドも新しくて良いなと思いましたが、やっぱりハイクが素晴らしかった。限られた区画内をまわるランウェイも、コロナ禍で個人のルーティンを行う生活や、服を循環させるファッション業界などを象徴的に表しているように感じました/日本のドメブラは「ハイク」に任せることにした
【同率3位】「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」
理由:“ダブルエンド”という上下逆にして着用可能な発想が面白い/ブランドのローンチ時から一貫して、ファッションのもつポジティブな楽しさと、相反するファッションの文化的な側面を押し広げようとする真面目で真摯な姿勢が感じられる。自らの設定したテーマのみならずコロナ禍という世相も見事に反映し、完成度も高いことから、ベストだと思った/アイデアが面白いし、上下逆に着ても違和感があまり無いのがいい/世界観の作り込みとコンセプトの明瞭さ/“ザ・東コレ”という感じがしてワクワクしたから。ファッションが元気だった10年ほど前を思い出しました/「アンリアレイジ」と似た感じではあるが、“1着で2通りの着方が可能”という、着回しとは違ったファッションの可能性を広げてくれて興味深かった/対になったルックで違いを見せる演出も見応えあるものだった/「アンダーカバー」と「ハイク」もよかったですが、アイデアをきちんとかたちに落とし込んだビューティフルピープルの技術力に一票
【5位】「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」
【6位】「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」
【7位】「ソワハ(SOWAHA)」
理由:着物という日本の民族衣装を現代風にアレンジ。美しいグラフィックも良かった/和と洋の調和が洗練されており、何よりも一番美しい服がそろっているから/美しく細やかな色彩、シンプルなデザインに新しさと普遍性を感じる。何より、パッと見て、ぜひ着てみたい!と思った/ジャパン・オリジンを大事にされているスピリッツを応援したいと思いました/見た瞬間にきれいだなと感じた。友禅染めブルーがとても印象に残る/クリエイティブの高さに感動しました。改めて、日本の文化に誇りを持ちました/because I love the combination of traditional and modern style/他にない美しさ。見惚れる
【8位】「ザ・リラクス (THE RERACS)」
理由:一目惚れした/シンプルかつモダンで、いい素材使いをしてる/着心地と洗練されたデザイン性が素晴らしいと思います/襟元や袖口に黒が入って、甘い感じを引き締めた感が好き。全体的に好みです/映像から分かる素材の良さ。回を重ねるごとに上がるショー全体のクオリティー/すぐに着たいっ!と思えるルックばかりだった。ショーの映像、音楽も含めて素敵だった/徹底されたデザインが好きです/コロナ禍のストレスを軽減させるような雰囲気
【同率8位】「ニサイ(NISAI)」
理由:どのルックもテーマの“アフターレインボー”を感じさせる、古着再生とは思えないファッション性だった/洋服が生き生きしていて、エネルギーと高揚感、未来への勇気をもらった/色合いがきれいで好きです/ワクワクしました。演出、モデル、全てがブランドらしく、元気になるランウエイでした/感性豊か。色合いと感覚が素敵です/独創的で美しい
【10位】「リコール(REQUAL≡)」
担当者の感想
大本命の「アンダーカバー」を抑えて「ミーンズワイル」がグランプリを獲得!意外な結果に編集部もどよめきました。アーバンアウトドアスタイルが読者の目に新鮮に映ったのでしょうか。2位の「アンダーカバー」は、「エヴァ」コラボはもちろん、ウィメンズの完成度の高さで支持を広げました。3位は、色や柄を使って軽やかさを出した「ハイク」と、ペアモデルで“ダブルエンド”を表現した「ビューティフルピープル」。他にも「ミカゲシン」「ニサイ」などの気鋭ブランドが奮闘しました。次世代ブランドは、時代の空気に呼応したテーマ設定と、勢いを感じるクリエイションがユーザーの共感を呼んだのでしょう。
“T-1“グランプリは次のシーズンも継続する予定。今後も東コレブランドの活躍にご注目ください!