「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は3月26日に、2021年春コレクションを「ラルフ ローレン パープル レーベル(RALPH LAUREN PURPLE LABEL)」と共に“SEE NOW, BUY NOW”形式のデジタルショーで発表した。映像は、同ブランドの公式サイトやユーチューブチャンネルで公開中だ。
デジタルショーは「オール オア ナッシング アット オール(All or Nothing at All)」と題したモノクロ映画のような世界観で、20分以上にわたる作品だ。19-20年秋冬のショーにも登場したシンガーのジャネール・モネイ(Janelle Monae)が、バンドと共にライブパフォーマンスを披露。歌い続けるうちにジャケットや靴を脱ぎ捨てていく様子は、19-20年秋冬のショーを想起させる。コレクションでは花やアニマル柄をプリントや刺しゅうを施したドレスやネイビーやクリーム、ブラウン、パウダーブルーのダブルプレストジャケットや、スパンコールをあしらったシングルジャケットなどを発表した。
デザイナーのラルフ・ローレンは、コレクションについて「私のデザインは常に、タイムレスな洗練さとロマンスに彩られた世界を創造することを目指してきた。今回のコレクションはそれらの想いを織り合わせ、モダンで永続的なパーソナルスタイルを表現している」と語った。