「ネ・ネット(NE-NET)」元デザイナーの髙島一精は、関西では初となる個展「THIS IS NOT A CAT.:夜の動物園」を京都・七条のKCIギャラリーで4月22〜7月30日に開催する。“夜の動物園”をテーマに、架空の動物たちのイラスト作品をはじめ、それらをモチーフにしたマスクや新作の洋服を展示。
髙島は夜をテーマにした展示について、「暗い空間の中に黒い動物が沢山住んでいて、彼らが檻から抜け出すイメージで制作した。想像から生まれる創造性は、時に今までの常識や枠組みを飛び越えて、新しい発見ができる自由さがある。それが楽しい」とコメントした。
髙島は、架空の動物たちのイラストを中心とした個展「THIS IS NOT A CAT.」を「ネ・ネット」デザイナー時代の2019年にスタート。同ブランドを代表する黒猫のキャラクター“にゃー”を思わせる“もじゃ”のほか、熊の“マロン”などの新たなキャラクターを次々に発表している。顧客とインスタグラムを通して対話しながら、洋服や小物の受注生産を行っている。昨年7月に「ネ・ネット」デザイナー退任後も個展は継続し、既存のファッションの枠組みとは異なるつながりを探求し、活動の幅を広げている。
■「THIS IS NOT A CAT.:夜の動物園」
開催日:4月22〜7月30日
営業時間:9:30〜17:00
住所:京都市下京区七条御所ノ内南町103 ワコール京都ビル5階
定休日:土・日・祝
入場料:無料(完全予約制)