英シューズメーカーの「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」のレザーシューズ“1461 3ホールシューズ”が4月1日で発売60年を迎えた。ハイカットモデルの“1460 8ホールブーツ”と並んでブランドのアイコン的存在であるこのシューズは、なぜ世代を超えて愛され続けるのか。
耐久性に優れ、元々は労働者の靴として売られていた“1461 3ホールシューズ”は、徐々に職業や性別の垣根を超えて愛用者の輪が広がっていくことになる。要因は、機能性とファッション性を高い次元で両立したことだ。
「ドクターマーチン」のシグネチャーである、エアクッション付きソールを備えた、快適な着用感をもたらすウェルト構造。アイコニックなイエローのヒールループも目を引くディテールだ。1970年代~80年代のカウンターカルチャーブームをきっかけに、イギリス中の大学でファッションアイテムとして取り入れられるようになった。
ファッションにも“個”の重要性が高まる現在、発売から60年を経ても色褪せない魅力が、このシューズにはある。なぜならそれぞれのライフスタイルによって、全く違う傷やシワが刻まれることで、履く人を足元からユニークにしてくれるからだ。
また2021年は年間を通じ、「ドクターマーチン」と親交のあるさまざまなブランドとのコラボモデルの発売も予定している。
ドクターマーチン・エアウエア ジャパン
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