三井不動産は、海外で初めての「ららぽーと」となる「ららぽーと上海金橋」を4月28日、中国・上海に開業する。
浦東新区の副都心に位置し、秋までに約180店舗が順次オープンする予定だ。店舗面積は5万5000平方メートルで、上層部には同事業外のオフィスが入る。
EC化が進んだ中国に合わせ、スポーツ施設など体験を軸にしたエンターテインメントを充実させる。海外初となるアニメ「機動戦士ガンダム」の実物大の立像を展示し、公式のショップも併設する。
日本食を中心にしたレストランゾーンや電気自動車のショールームなど中国のトレンドを意識した店舗がそろう。「UNIQLO(ユニクロ)」や「ニトリ」「JINS(ジンズ)」なども出店する。
三井不動産の海外での大型ショッピングセンター事業は、アウトレットモールを中国・寧波、台湾で計3施設運営しているが、ららぽーとの屋号での出店は今回が初めてとなる。