「コンバース(CONVERSE)」は4月8日から、デザイナーのキム・ジョーンズ(Kim Jones)とのコラボレーション商品を限られた小売店とECで販売する。「コンバース」の定番モデル“チャック70(CHUCK 70)”に加えて、Tシャツやカーゴパンツ、スエット、マウンテンパーカーなどのアパレルも豊富にそろえる。
“チャック70”の同コラボモデルは白と黒をベースに、半透明のTPU素材で装飾を加えた。シュータンにはキム・ジョーンズの名前をプリントした。アウターは撥水加工のほか、フードに雨風を避けるストーム・フラップを装備。カーゴパンツにはメッシュ加工やスナップボタンなどを取り入れた。
「ディオール(DIOR)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターを務めながら、「フェンディ(FENDI)」でウィメンズウエアも手掛けるキムはコラボについて、「『テイクアイビー(TAKE IVY)』の雰囲気を現代的に表現した。当時アメリカのスポーツウエアを日本で流行させたデザイナーから着想を得て、50〜60年代の雰囲気を再現した。さまざまな角度からデザインをまとめる中で、『コンバース』はなくてはならないアイテムだった」とコメントした。「テイクアイビー」は1965年に発行された、アメリカの名門大学のファッションを取り上げた日本の書籍。正統派なアメリカスタイルが人気を集め、“アイビールック”が日本独自の文化となって流行した。