「ジーユー(GU)」は4月9日に発売する「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボレーション商品を、5日から東京・原宿の「GU STYLE STUDIO 原宿」で公開している。さまざまなデザイナーとのコラボを行っている「ジーユー」だが、「『アンダーカバー』とのコラボはメンズ、ウィメンズ合わせて全65型という規模感もあり、通常のコラボの約2倍の売り上げを見込んでいる」(矢治寿一ジーユーグローバル商品本部部長)という。
一部商品は大型店のみで販売するが、全65型のうち「6割は全店で販売する」という。SNSなどでの発売前の消費者の反応は「(過去のコラボの中でも)最高レベルで良い」と期待を寄せている。「昔からの『アンダーカバー』ファンの方にも認めてもらえるよう、モノ作りの面はできる限り突き詰めた。同時に、『アンダーカバー』を知らない若い世代にも、これをきっかけにファッションの楽しさを知ってもらいたい」という。より多くの層にリーチするため、「ディズニー(DISNEY)」のキャラクターをモチーフにしたトリプルコラボ商品も13型そろえる。
2019年年末に、柚木治ジーユー社長、矢治部長らで「アンダーカバー」のアトリエを訪れ、高橋盾デザイナーと対話を開始。実際にコラボ実施が決まったのは20年3月ころだったという。製作期間だった4〜5月に緊急事態宣言が発令されたことを受け、「ジーユー」として強化しているパジャマやラウンジウエア、雑貨類を拡充した。「地厚なコットン地と繊細なシフォンをドッキングして縫い合わせるなど、大量に商品を作る「ジーユー」では(手間や強度の面で)これまで行ってこなかったモノ作りの際の部分にも今回のコラボでは挑戦している。ただし、使用する素材の集約や早期生産などで、価格は通常の『ジーユー』なみを実現した」点がポイント。これまでの「ジーユー」では使ってこなかった素材で、今回のコラボで好評なものがあれば、「今後の『ジーユー』の既存ラインのモノ作りにも反映させていく」考えだ。
9日の発売日は、「ジーユー」と同じファーストリテイリンググループの「ユニクロ(UNIQLO)」の「+J」のように、各店舗で整理券を配布して販売する考え。また、フリマアプリのメルカリとファーストリテイリングは3月に、商品発売後すぐの高額転売などを避けるための包括協定を結んでいる。「発売後すぐに商品が高額転売され、本当にほしいお客さまの手元に届かないといったことがないよう、メルカリ側には協定をもとに事前に今回のコラボの商品情報や画像などを提供している」という。