「コスメキッチン(COSMEKITCHEN)」や「トーン(TO/ONE)」「セルヴォーク(CELVOKE)」などを手掛けるマッシュビューティーラボはこのほど、ニュージーランド発のプレミアムスキンケア&サプリメントブランド「ミートゥデイ(ME TODAY)」と日本における独占販売契約を締結した。4月5日に、ニュージーランド大使館で契約発表会および調印式を開催した。
「ミートゥデイ」はニュージーランドのライフスタイル&ウェルネス企業、ミートゥデイグループが手掛けるブランド。“Unlocking your best tomorrow(あなたの最高の明日を解き放とう)”をコンセプトに、シンプルで効果的な毎日のセルフケアを通して人々の生活にポジティブな変化をもたらすことを使命としている。現在サプリメントを中心にスキンケアやボディーケアなどを展開し、価格帯は15.99〜49.99ニュージーランドドル(約1200〜3800円)。“リラックス”や“集中”などウエルビーイングアプローチのサプリをそろえ、中でも女性・男性別に用意するマルチビタミンや、快眠に導くサプリが人気だという。製品はクリーンで高品質な原材料を使用し、ニュージーランドで一つ一つ丁寧に作っている。現在日本向けにスキンケア・サプリメント10種を開発中で、年内に「ビープル バイ コスメキッチン(BIOPLE BY COSMEKITCHEN)」や「コスメキッチン」での販売を目指す。
同ブランドはスキンケアブランド「トリロジー(TRILOGY)」やウォッカブランド「42ビロー(42 BELOW)」などニュージーランドを代表する企業での経験を持つマイケル・カー(Michael Kerr)、グラント・ベーカー(Grant Baker)、スティーブン・シンクレア(Stephen Sinclair)の3人が2018年に設立した。また、ニュージーランドのラグビーユニオンプレーヤーであり、 ニュージーランド代表「オールブラックス」と「ブルース」、日本では「サントリーサンゴリヤス」で活躍するラグビー選手のボーデン・バレット(Beauden Barrett)がグローバルアンバサダーを、妻のハンナ・バレット(Hannah Barrett)が理事を務める。
4月5日の発表会には、マイケル・カー最高経営責任者がズーム上で参加した。「『ミートゥデイ』は、18年に妻が乳がんステージ3と診断されたことをきっかけに、彼女および自分の健康を見直したいという思いで立ち上げた。内外ともに体を養うニュージーランド発のブランドが当時は少なく、自分たちでブランドをスタートした。ニュージーランドの豊かな自然が生み出す素材を最大限に生かし、さらにクルエルティーフリー(動物実験を行わない)処方にこだわっている。素晴らしい製品を通して日本の皆さまの健康と幸せをサポートしたい」と語った。
椋林裕貴マッシュビューティーラボ副社長は「マッシュビューティーラボでは、自然界との約束を守りながらお客さまと環境の未来を明るく、幸せにすることを目指してきた。日本におけるナチュラル・オーガニック市場は1990年代後半に盛り上がり始めた。その後ショップデザインや接客などがもう少し開放的になりストイックなイメージからの脱却を目指したのが第2ステージとすると、今まさに最盛期を迎える第3ステージはナチュラル・オーガニックでありながら高い効果を発揮する製品が増えている時期。次なる第4ステージは、ウエルネスや心の健康へのアプローチだと考える。コロナで誰もが経験したことのない世の中になっている今、まさにこのウエルネスが求められているだろう。心身の健康をうたう『ミートゥデイ』は、そんな次世代にぴったりなブランド。これから日本で展開することが大変楽しみ」と期待を寄せた。