ご報告 執行役員編集統括兼サステナビリティ・ディレクターになりました
レター読者の皆さまへ、今日は弊社の新体制についてご報告があります。4月1日付でウィークリーとデジタルの編集部を一つにし、名称を「WWDJAPAN」に統一しました。編集長には「WWDJAPAN.com」編集長を務めてきた村上要が就任します。私の肩書きは「執行役員 WWDJAPAN編集統括兼サステナビリティ・ディレクター」となります。長いよ!という率直な感想を親しい方からはいただきます。ですね(笑)。
新体制の狙いはザックり言えば、意思決定を速く・深め、パワーアップするため。編集部を一つにすることでスタッフ一人一人が持つ財産、つまり情報や人脈、経験や知識、そこから生まれる視点や提言や情熱をこれまでより素早く深く「WWDJAPAN」の読者・ユーザーに届けます。村上がバリバリ指揮しますのでご期待ください。
編集統括としての私の役割は紙、ウエブだけではなくSNS、映像、そしてイベントなど多岐に渡り始めている「WWDJAPAN」のコンテンツをくまなく把握し、その価値を上げることです。もう一つの肩書き、「サステナビリティ・ディレクター」は初めて聞く方も多いでしょう。リクエストして会社に作ってもらった生まれたての肩書きで、これを名乗っている日本のファッションメディア関係者はいらっしゃらないかと。コンテンツを統括すると同時にその軸にサステナビリティの考え方を通すために働きます。大好きなファッション、ビューティの業界それ自体が持続可能となり、次世代が「ここで働きたい!」と思う環境を作る一助となるぞ、と気合を入れています。
サステナビリティは、新しい言葉、価値観が次々登場する分野なのでひとりのジャーナリストとしても改めて自分を鍛えようとも思っております。近い将来「サステナビリティ・ディレクターになりたい」という若者が出てきた時、オギャーと誕生したこの肩書きに初めて価値が生まれると思っております。
肩書きにもう一つ、執行役員がついたからか仕事関係の皆さまからは「あまり会えなくなりますね」とコメントいただき、そうか!そう見えるのか!と驚くのですがそんなこと全然ないです!バリバリ出ます。どうぞ会ってください。
ファッションをテーマにしたこちらのレターは引き続きお届けします。レターを通じた皆さまとの対話が増えたことで私もとても刺激を受けています。先日はある方から「望ましい敷居」という言葉をもらいました。「ファッションでもSDGsでも排他的にならず、敬遠するのではなく、憧れて望んで越えたくなるような敷居があったらいいと思う」というメッセージにそうだね、と勇気をもらいました。この場をきっかけにこんな率直な対話が増えたら嬉しいです。引き続きどうぞよろしくお願いします!
IN FASHION:パリコレもストリートも。ジュエリーもインテリアも。今押さえておきたい旬なファッション関連ニュースやコラムを向 千鶴執行役員 WWDJAPAN 編集統括がピックアップ。日々の取材を通じて今一番気になる話題を週に一度お届けします。エディターズレターとは?
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