スニーカーにまつわる噂話のあれやこれやを本明社長に聞く連載。アトモス主催のスニーカーの祭典「アトモスコン Vol.8(ATMOSCON Vol.8)」が3月20日にデジタル版として開催された。アプリで世界のどこからでもアクセス可能。物販やライブ、トークショーなどが行われたが……結果は果たして?(この記事はWWDジャパン2021年4月5日号からの抜粋です)
WWD:「アトモスコン Vol.8」はどうでした?
本明秀文社長(以下、本明):来場者は約8200人。でもなかなか難しいと思った。自分でもイラッとするぐらい商品が買えない。通信がうまくいかないし、常に目まぐるしくて目が回る。あと画面の解像度が低くてガビっちゃったりとかね。問題がたくさんあった。
WWD:もうからなかった?
本明:まずサーバー代が高い。アクセスが集中するから8200人が一度に入れるサーバーを6時間レンタルするのに1000万円。それでも商品が鮮明に表示されない。僕たちのレベルで開催するとシステムも開発しなきゃいけないし、ゲストの出演料も必要で、トータルで2800万円ぐらいかかっている。新しいチャレンジだから面白いのは面白いけど、思った以上に経費がかさんだ。
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