ビューティ

ポーラが従業員やお客などの幸福度を高める「ポーラ幸せ研究所」を創設

 ポーラはこのほど、「ポーラ幸せ研究所」を創設した。従業員やビジネスパートナーの幸福度の意識調査や、同社オリジナルの「幸せ」を構成する因子の特定、幸せ研究に基づくソリューション開発などを行い、企業理念に掲げる“美と健康を願う人々および社会の永続的幸福”を追求する。

 同社は、昨年6月にサステナビリティ方針を策定し、2029年までのSDGsの目標数値を設定した。それらを実現するために幸福学の専門家である前野隆司=慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授と、同SDM研究所の前野マドカ氏の協力を得て、ポーラ幸せ研究所を設けた。前野教授は「幸せの研究をする中で、幸せな人は利他的で誠実、挑戦心や外交的な人であることが知られている。外見の美しさと内面の美しさは相互作用すると考えている。ポーラともに、これまでにない内外面の美しさと幸せの関係について研究し、よりよい世界を築くための基盤を担っていくことが楽しみ」とコメントした。

 今後は、調査研究を生かし、一般向けワークショップやセミナーの企画運営、プロダクトやサービスパッケージの設計、接客コミュニケーションの改革などを行い、「従業員やビジネスパートナーとその家族、お客さま、ステークホルダー、地域・社会における美しく幸せな生き方、 ウェルビーイング実現に向けた仕組み作りと社内外への啓発を推進する」(及川美紀ポーラ社長)。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。