ファッション

「グッチ」が愛すべきアイコニックなバッグ“グッチ ビラブド”ラインを拡充

 今年、創設100周年を迎えた「グッチ(GUCCI)」は、数ある名品の中でも世代を超えて長く愛されてきたハンドバッグを “グッチ ビラブド(Gucci Beloved)”ラインと総称した。アイコンバッグの“ジャッキー 1961”をはじめ、“グッチ ホースビット 1955”、“GGマーモント”、“ディオニュソス”は、どれもブランドを象徴する存在で、長く愛せるクラシカルなデザインで毎日に寄り添いどんなワードローブにもマッチするのが魅力。アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターが、今の時代にフィットしたコンテンポラリーなデザインに再解釈しながら未来に「グッチ」のストーリーを語り続けている。

 オフィスシーンでもカジュアルでも活躍するバイカラーなども続々リリースし、さらに鮮度を高めた。今夏には3色コンビネーションの新作も登場予定。アメリカの人気トークショー番組をなぞり、今をときめくセレブリティたちがバッグを携えて登場するウィットに富んだキャンペーンにも注目だ。

セレブリティが愛用バッグを紹介する
トークショーをオンエアー

 写真家や映画監督として活躍するハーモニー・コリン(Harmony Korine)と再タッグを組み、アメリカのトーク番組のような遊び心たっぷりのキャンペーンを公開した。ホストは、番組「ザ・レイト・レイト・ショー(The Late Late Show)」の司会として知られるジェームズ・コーデン(James Corden)。ゲストに迎えられたハリウッドスターたちが、お気に入りの“グッチ ビラブド”ラインを携えて登場する。

セレブリティたちが魅せる
“グッチ ビラブド”ライン

 ミュージシャンで俳優のハリー・スタイルズ(Harry Styles)をはじめ、女優のオークワフィナ(Awkwafina)やダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson)、シエナ・ミラー(Sienna Miller)、ダイアン・キートン(Diane Keaton)、プロテニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)ら、豪華絢爛なゲストが次々と登場。ショータイムとバックステージの様子が描かれ、軽快なジョークとシュールな展開が笑いを誘う。表舞台と舞台裏でスターの傍らにそっと寄り添う “グッチ ビラブド”ラインのバッグに注目だ。

アーカイブを再解釈した
“ジャッキー 1961”と
“グッチ ホースビット 1955”

 “ジャッキー”バッグは1961年に誕生した、ピストン型クロージャーが特徴のホーボーバッグ。当時のジェットセッターたちが愛用したことで一躍有名になった、まさに「グッチ」の代表的なアイテムだ。それをモダンにアップデートしたのが“ジャッキー 1961”である。

 ブランドを象徴するホースビットのディテールが存在感を放つ“グッチ ホースビット 1955 ”は、2020年クルーズ コレクションでデビュー。ダブルリングとバーのシンボルが光る上品なスクエアフォルムは健在。そこにショルダースタイルやトップハンドル、トートバッグなど、現代のライフスタイルにフィットする実用性を加え、多彩なバリエーションでよみがえらせた。

アレッサンドロが生んだアイコン
“GGマーモント”と“ディオニュソス”

 “GGマーモント”は、アレッサンドロが新たに生み出したライン。創設者グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)のイニシャルアーカイブに着想を得た、ダブルGモチーフが目を引くシェブロンパターンのキルティングレザーがアイコニック。

 動植物のモチーフを取り入れるのが得意なアレッサンドロが着目したのが、ギリシャ神話に登場する神、ディオニュソスだ。ダブルタイガーヘッドのクロージャーが最大の特徴。ハードなモチーフながらクラシックなGGパターンと絶妙に融合。特にカラーアクセントを効かせたダブルフラップのスタイルに注目したい。

TEXT : CHIKAKO ICHINOI
PRODUCED BY WWDJAPAN FOR GUCCI
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グッチ ジャパン クライアントサービス
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