ギンザ シックス(GINZA SIX)は2017年にオープン以来初の大型リニューアルを行い、地下1階のビューティフロアも新テナントが続々とオープンしている。中でもフレグランスブランド「アクア ディ パルマ(ACQUA DI PARMA)」は国内初の旗艦店を、「ゲラン(GUERLAIN)」は世界2店舗目となる新コンセプトストアを4月12日にオープンした。
イタリア発ラグジュアリーライフスタイルブランド「アクア ディ パルマ」の旗艦店はミラノ、ローマ、パリ、マイアミ、ドバイ、上海、南京、杭州、広州、重慶に次ぐ旗艦店で、日本最大級の品ぞろえを特徴とする。店内はヴェネツィアンマーブル調の漆喰やヴェネツィアンガラスなどイタリアを代表する素材を用い、明るく親しみやすい空間にこだわった。また目玉はデジタル技術を駆使した“フレグランスファインダー”だ。香りや趣向に関する一連の質問を通して、自分にぴったりなフレグランスをデジタルで導く。そのほか“ブラック キューブキャンドル”(1kgサイズ)や人気の香り“マグノリア ノービレ”のヘアミストコフレ、“イタリアンモーメント”シリーズのキャンドル(全7種)など、同店限定品も多数用意すし、フレグランスのボックスの刻印サービスも提供する。
「ゲラン」の「ラ ブティック ゲラン GINZA SIX」はブランドが掲げる「ビーコンセプト(Bee Concept)」をテーマにした店舗で、世界で大阪の阪急うめだ本店に次ぐ2店舗目だ。これまで黒を貴重にした店舗が多かったのに対し、新コンセプトの店舗はゴールドを多用した明るいデザインだ。また天然素材や環境に配慮した素材をを用い、ブランドの「美、クリエイティビティ、サステナビリティ」へのコミットメントを表現している。同店はメイクアップ、スキンケア、フレグランスのフルラインアップに加え、日本では2店舗となるキャビンも併設し(1号店は帝国ホテル店)、個室でフェイシャルトリートメントを体験できる。またフレグランスは150種類以上扱い、ボトルのカスタマイズサービスを提供する。ボトル本体の色だけでなくリボンの色までカスタマイズでき、ラベルへの刻印も可能だ。桜と富士山をあしらったラベルも同店限定で用意する。さらにフレグランススペシャリストも常駐し、マンツーマンのカウンセリングを通じて一人一人にぴったりの香りを提案する。