輸入代理店のビヨンクール(東京都、荒井正敏社長)はこのほど、フランスの時計ブランド「リップ(LIP)」の日本における独占輸入販売権を取得し、4月下旬に発売する。同権利は2020年12月末までDKSHジャパン(東京都、石原滋社長)が所有していた。
「リップ」は1867年、フランス東部の都市ブザンソンで創業。ニューヨーク近代美術館(MOMA)のパーマネントコレクションにもなっている“マッハ2000”や、レクタンギュラーケースの“チャーチル”などがシグネチャーモデルだ。
販路は引き続き時計専門店やセレクトショップなどで、価格については「内外格差があったため、一律10~20%下げて適正化する」(渡辺雅己「リップ」ブランドマネジャー)という。