ビューティ

阪急うめだ本店の化粧品売り場が進化 ライブ配信スペースを確保しオン・オフで売り場の臨場感を伝える

有料会員限定記事

 阪急うめだ本店の化粧品売り場のOMO施策が顧客を引きつけ、売り上げ拡大に貢献している。2〜3月の商況は前年同期をクリア。藤尾瑞子・阪急阪神百貨店 阪急うめだ本店 ビューティー営業統括部 化粧品商品部マーチャンダイザーは「昨年が緊急事態宣言下で休業もあったことから当然の結果」と語るものの、スキンケアやメイクアップは新製品が概ね好調だったことに加え、フレグランスやディフューザー、ヘアケア関連などのライフスタイルカテゴリーが前年同期比1.5〜2倍となった。

 eコマースの売上高は同2倍と伸長。「シャネル」のフレグランスのバーチャルストアを立ち上げたり、「シセイドウ」や「クレ・ド・ポー ボーテ」のライブコマースを行ったりしたことが奏功した。売り場の美容スタッフやメイクアップアーティストが登場することで親近感を与えeコマースでの新客も増えた。店頭でのタッチアップが難しい状況が続く中で、商品の使用方法やハウツーなどはユーチューブやIGTVでの発信を徹底しているという。

この続きを読むには…
残り1133⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。