今年100年を迎える「グッチ(GUCCI)」は、東京・銀座に旗艦店としては2店舗目となる「グッチ 並木(GUCCI Namiki)」を4月29日に開く。銀座への出店は6店舗目で、並木通りは1964年にセレクトショップの先駆け、サンモトヤマが日本で「グッチ」を初めて扱った所縁の地。入口は2つあり、交詢社通りに面したメインエントランスは1階から入場でき、並木通りに面したエントンスは今秋開業するオステリア(レストラン)専用口となる予定だ。ファサード(正面デザイン)には、これまでもブランドとコラボレーションを行ってきた日本人アーティスト、ヒグチユウコによる擬人化された動物や不思議な生き物たちが描かれている。
「グッチ 並木」はイタリアと日本の要素を融合した内装で、お客さまをゆっくりとおもてなしする空間を目指した。壁面には竹を象ったオリエンタルなモチーフを、床にはヘリンボーン模様の西洋のパターンをミックス。またカーテンで部屋を仕切ることができる設計も特徴だ。1~2階はガラス張りの開放的な空間で、オープン時には生花が飾られる。ドリンクサービスも行い、イタリアらしいブラッドオレンジジュースと、日本の柚子を使ったジュースを提供する。商品はメンズとウィメンズのウエア、バッグ、ラゲージ、アクセサリー、シューズ、ジュエリー、シルク製品、ベルト、ウオッチ、アイウエア、フレグランスを扱う。オープンを記念して、同店限定のヒグチユウコとのバッグや革小物、スカーフ、ウオッチなどをそろえたコラボコレクションを販売する。
今秋には3、4階のフロアをオープン。3階には完全予約制のオーダーメイドサロン“グッチ アパートメント(GUCCI Apartment)”を開き、家具や室内装飾品の「グッチ デコール(GUCCI DECOR)」を紹介。4階にはミシュラン3つ星のシェフ、マッシモ・ボットゥーラ(Massimo Bottura)の名を冠した「グッチ オステリア ダ マッシモ ボットゥーラ(GUCCI OSTERIA DA MASSIMO BOTTURA)」を開く予定だ。
感染予防対策のもと行われたプレビューには、小雪や浅野忠信、市川染五郎、磯村勇斗、MIYAVI、三吉彩花、冨永愛、玉城ティナ、桜田通、長谷川京子、滝沢眞規子、蛯原友里、堀田茜、前田敦子、ZEN、蜷川実花、よしあき、ミチ、マドモアゼルユリア、弥生らが来場した。プレビューのために特設された3階のスペースでは、23日にmilet、24日に夏木マリがパフォーマンスを披露した。
■グッチ並木
オープン日:4月29日
営業時間:11:00-20:00
住所:東京都中央区銀座6-6-12