セレクトショップのクオリネスト(QUORINEST)などを運営するベネクシーは2021年春夏シーズン、トルコ発のサンダルブランド「ボホノマド(BOHONOMAD)」の日本での販売を開始する。昨年クオリネストでのテスト販売を経て、本格上陸が決定した。
13年にスタートした「ボホノマド」は、メキシコ北西部の先住民族のララムリ(タラフマラ族)が履いていた“ワラチェ”をベースにしたロープサンダルを扱うブランド。日本のわらじのように、長距離走にも優れたシューズとして知られる“ワラチェ”を、弾力性が高い天然ゴムを採用して、モダンで実用的なデザインに昇華している。生産背景では、動物性の原料を使用せず、有害物質を極力排除して、トルコ現地の女性の職人たちへ継続的な雇用を創出しているのもポイント。商品はロープサンダルは“ハワイ(HAWAII)”やボドルム(BODRUM)”、“ミコノス(MYKONOS)”、“ボラボラ(BORA BORA)”などリゾート地に由来する名前が付けられている。価格は9900〜1万3200円。
取り扱いは、5月下旬からクオリネスト全店のほか、ビームス(BEAMS)やエイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)などのセレクトショップ、オンラインストアなどを予定する。