ファッションの祭典である「メットガラ(MET GALA)」2021のホストに、ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)、詩人のアマンダ・ゴーマン(Amanda Gorman)、テニスの大坂なおみ選手が選ばれた。
例年5月に開催されてきた「メットガラ」だが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止になった。21年は“イン・アメリカ:ア・レキシコン・オブ・ファッション(In America: A Lexicon of Fashion)”をテーマに9月13日に開催が決定。8〜12日に開催されるニューヨーク・ファッション・ウイークと同時期に行う。
「メットガラ」を主催する「ヴォーグ(VOGUE)」は、「この4人は、アメリカンスタイルを象徴する“個人主義(インディビジュアリズム)”を体現する。コンセプトへのアプローチはそれぞれ違えど、ファッションを通して自身のことを表現してきた。テーマに関連する情熱を持っている人たちだ。アメリカのファッションをもとに、確固たるパブリックイメージを築いた」と語った。
「メットガラ」を皮切りに同テーマで開催される展示会は9月18日に、メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)でスタート。同美術館の衣装研究所(Costume Institute)の75周年を祝って、アメリカのファッションについて深く掘り下げる。衣装研究所によるエキシビジョンは、9月中旬と22年5月の2部構成で開かれる予定だ。