メイクアップブランド「RMK」を有するエキップは5月10日、「RMK」の新クリエイティブディレクターに米・ニューヨークを拠点に世界で活躍する日本人メイクアップアーティストのYUKI(ユウキ)を起用すると発表した。8月6日発売予定の2021年秋コレクションからプロダクト開発、キャンペーンのディレクションなどに携わり、ブランドの方向性を決める重要な役割を担っていく。
YUKIクリエイティブディレクターは東京でヘアスタイリストのキャリアをスタート。2011年に渡米し、メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)のチームに参加。チームのリーディングアーティストとして数々のショーのメイクアップデザインを手がけた。独立後はさまざまなエディトリアル、バックステージ、広告キャンペーンを担い、現在も世界中のファッション誌やブランドとコラボレート続けている。細心かつ正確なテクニックから生み出されるメイクアップにストリートのバイブス、カジュアル感をミックスさせる独特のスタイルを得意とする。なお、「RMK」が男性のクリエティブディレクターを起用するのは初となる。
今回の起用にエキップの前澤洋介社長は、「類まれなる才能に加え、圧倒的なクリエイティビティーをもつYUKI氏とのコラボレーションは誇りであり、無限の可能性を感じる。さらなる飛躍の原動力となり、今後の『RMK』がエキサイティングな展開になることは間違いない」と期待を寄せた。