ワークマンの2021年3月期業績は、売上高に相当する営業総収入が前期比14.6%増の1058億円、営業利益が同25.0%増の239億円、純利益が同27.5%増の170億円だった。大幅な増収に加えて、プライベートブランドの伸びが利益の底上げに寄与した。
店舗の売上高を合計したチェーン全店売上高は同20.2%の1466億円だった。「ワークマン」「ワークマンプラス」「#ワークマン女子」の期末店舗数は純増38の906店舗になった。コロナ禍にあっても既存店売上高は前期比14.2 %増の高い伸びを維持している。既存店の1店あたりの売上高は1億6025万円で、1日あたりの客数は前年実績よりも21人多い166人になった。
22年3月期予想は、営業総収入が前期比7.0%増の1144億円、営業利益が同7.8%増の266億円、純利益が同6.5%増の181億円。チェーン全店売上高は6.5%増の1561億円を見込む。