イッセイ ミヤケの3月にスタートした新ブランド「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE以下、エイポック エイブル)」 は、異業種との協業プロジェクト“TYPE-I”のアイテムを5月14日に発売する。東京・南青山の同ブランド店舗で取り扱う。
同プロジェクトでは、ソニーグループが開発した、米のもみ殻を原料とするサステナブルな新素材“トリポーラス”を使用したジャケット(税込9万9000円)やパンツ(同5万7200円)、ポロシャツ(同4万8400円)の3アイテムを用意する。多孔質な“トリポーラス”を糸に練り込んだ生地を黒く染色することで、色褪せにくく、長く着用できるという。
「エイポック」は創業デザイナーの三宅一生とミヤケ デザイン スタジオ(MIYAKE DESIGN STUDIO)のチームが1998年に開始した独自の服づくりで、コンピューターの最新技術を駆使して、生地作りの段階で1本1本の糸に裁断や縫製のための情報を内包した“一枚の布”を生み出すプロジェクト。新ブランド「エイポック エイブル」では、宮前義之率いるデザインチームが「エイポック」の服作りを発展させ、“TYPE-I”のように異分野や異業種との協業にも取り組んでいく。