「ユニクロ(UNIQLO)」のシャツが、中国・新疆ウイグル自治区産の綿を使った製品に対する米国の輸入禁止措置に違反したとして、米税関で1月に輸入を差し止められていたと報道されている。
それに対し、「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング広報は、「(輸入差し止めは)非常に遺憾。当社はいかなる強制労働も容認しないという方針のもと、サプライチェーンにおける人権の尊重を最優先課題として取り組んでおり、サプライチェーンにおいて強制労働などの深刻な人権侵害がないことを確認している」「万一、強制労働などの深刻な人権侵害が確認された場合には、取引停止や調達の見直しを含め、厳正に対処する。米国税関・国境警備局に対しては、当社製品が米国の輸入要件を満たしていることを示すためにあらゆる証拠を提出し、適切に対応している」とコメントを発表した。