ユニクロは、東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪)に向けて、スウェーデン代表選手団に大会公式ウエアを提供する。対象となるのは、バドミントン、卓球、テニス、ボート、カヌー、水泳など20種目。競技だけでなく移動やセレモニー、トレーニングなど、あらゆるシーンでも着用する。
ユニクロは2019年1月、スウェーデンオリンピック・パラリンピックチームとメイン・オリンピック・パートナー兼オフィシャル・クロージング・パートナー契約を締結。契約は4年間で、スウェーデンの代表選手団と大会関係者にユニクロ商品を提供してきた。
「クオリティ」「イノベーション」「サステナビリティ」を掲げ、選手やユニクロアンバサダーからのフィードバックなどを元にウエアを開発した。“ドライ EX”や“ウルトラストレッチ”といったユニクロの機能性素材を使い、ペットボトルから生まれた再生ポリエステルのリサイクル素材を一部に採用した。
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は「スウェーデン代表選手団を服の力でサポートできることを大変うれしく思います。グローバルブランドアンバサダーにウエア提供を行ってきたユニクロの服作りのノウハウに、サステナビリティ先進国であるスウェーデンオリンピック・パラリンピック委員会の知見が加わり、より持続可能で、高品質で、新しいLifeWearコレクションを完成させることができました。ユニクロのウエアを着た選手団が大会で活躍する姿を見るのが今から楽しみです」と語った。