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“おうち時間”2年目の「イケア」の消費動向 「チェアリング」や「ゲーミング」対応家具が好調 狭い場所でも気分転換

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 新型コロナ感染拡大により人々の生活は一変した。在宅勤務がニュースタンダードになり“おうち時間”という言葉が一般に広まった。昨春の緊急事態宣言下では在宅勤務の便利グッズなどが売れていたが、“おうち時間”2年目の今年は、何が売れているのか。アパレル、インテリアなどの小売大手に話を聞いた。

 スウェーデン発「イケア(IKEA)」は昨年から、都心への出店を加速している。昨年6月に原宿店、11月に渋谷店を出店。今年5月に新宿店がオープンしたばかりだ。これらは全て駅からのアクセスが抜群。販売する商品も、インテリアから雑貨、食品と幅広く、年代、性別問わず、多くの人で賑わっている。売上高やeコマースの割合などに関しては非公表だが、これら都心店が加わったことで、都心の若年層などさらに多くの消費者の取り込みに成功しているはずだ。2017年4月にスタートした自社eコマースは同年8月には既に5%の売り上げを占め、数年以内に20%にするという目標を掲げていた。

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