ファッション

下北沢に新たな商業施設「リロード」がオープン “店主の顔が見える個店街”

 小田急電鉄は6月16日に、下北沢駅と東北沢駅の中間にある開発エリアに新たな商業施設「リロード(RELOAD)」を開業する(東京都世田谷区北沢3-19-20)。地域の住人や訪れる人々、異なるカルチャーをつなぐ新たな交流拠点を目指す。

 延床面積約1889平方メートルの低層分棟形式の建築で、個店が幹を連ねる路地のような構造が特徴。地上1〜2階の2フロア、全24区画で構成する。“店主の顔が見える個店街”として、下北沢のこれまでの文化を大切にし、これからの街のにぎわいを創っていくビジョンに賛同したテナントを迎える。

 16日時点では、老舗アイウエアメーカー増永眼鏡の「マスナガ1905(MASUNAGA1905)」や熊谷隆志がディレクションする書店「グレートブックス(GREAT BOOKS)」、ギャラリーを併設するカレー店「サンゾウ トーキョー(SANZOU TOKYO)」など、10区画が開業する。

 加えて施設内には2カ所のイベントスペースを設ける。エントランス付近に位置する広さ約58平方メートルのスペースでは第一回として20日までの期間、アーティストらによるZINEの展示販売およびワークショップを開催する。また、施設中程に位置する広さ約40平方メートルのスペースではモデルのマリエが手掛ける、「パスカル マリエ デマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS)」によるポップアップイベントを開催する。

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