ファッション

エドウインが秋田県の子会社4工場を閉鎖 ジーンズ販売不振で

 ジーンズ大手、エドウインの子会社で秋田県・五城目町に本社がある秋田ホーセ(1973年創業)は、県内にある4工場すべてを閉鎖する。「全社員208人に希望退職に応じてもらう考え」(エドウイン経営企画部)で、ハローワークなどに再就職の支援を要請した。

 「近年、低価格ジーンズの台頭で販売が低迷していたところに、コロナショックが大きく影響した。エドウインの売り上げは前年比3割減となり、これに伴い秋田ホーセの稼働率も3割ほど減り、休業する日もあった」という。「今後も回復が見込めない」として、現在手掛ける仕事を終える7月から9月上旬までの間に順次閉鎖することを決定した。

 エドウインは2014年に伊藤忠商事の傘下に入った際、国内に13の縫製工場を保有していたが、今後は青森県・弘前市にある子会社みちのくジーンズの持つ5工場で“MADE IN JAPAN”を守っていく。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。