植物を意味するフィト(Phyto)と、調和・日本を意図する和(Wa)から名付けられた「ワフィト(WAPHYTO)」。植物療法やデリケートゾーンケアの普及と社会活動に尽力してきた植物療法士の森田敦子氏が、植物バイオメソドロジーにより女性が生涯健やかで美しくいるためのライフスタイルを提案するブランドだ。肥沃な土壌をもつ愛知県東三河地方を栽培拠点とし、選び抜いた機能性植物を収穫。天然植物成分を豊富に使用したスキンケアやボディー、ヘア、デリケートゾーン、インナー、そしてベビーケアと幅広いカテゴリーの全27製品をそろえ、女性のライフスタイルのあらゆる面をサポートする。
ブランドは成分(Elemental)、エシカルな取り組み(Ethical)、女性のエンパワーメント(Empowerment)、環境配慮(Environmental)というの理念に基づきサステナブルな事業に取り組む。例えば製品にはフィトテラピーと本草学の観点において高い機能性を持つ天然の桑や菊、ゴツコラ、ヨモギ、スギナの5種を飽和水蒸気圧環流式サイクロン抽出法によって抽出した独自成分を配合する。肌への安全性や効果だけでなく、環境にも配慮した成分選びを行っている。また商品開発過程において外部委託先を含め、クルエルティーフリー(動物実験の不実施)を貫く。トレーサビリティーを明確にし、生産者の持続可能な生活向上を支えるフェアトレードを実施。さらに、森田氏が取り組んできた社会活動の知見を基に、女性の心と体の課題解決も支援する。環境配慮も大きなこだわりで、紙カタログは発行せず、紙箱は植物残さを活用しつつ最低限の使用にとどめる。生分解性ラベルや大豆インクの使用、リサイクルコットンバッグの用意など、取り組みは多岐にわたる。
こうした取り組みは、多くの消費者の共感を呼んでいる。インスタグラムでは“4つのE”に関するメッセージも発信するが、特に反響が大きいのが女性のエンパワーメントに関する投稿だ。通常投稿がエンゲージメント平均3%台後半なのに対して、5%超えと高い数字を記録する。人生100年時代に、女性が生涯輝き続ける世界を目指す。