ビューティ

売れたアイテムを発表! 乳液・クリームの1位は「ディオール」「イプサ」 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」百貨店・セミセルフショップ

 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフショップの「乳液・クリーム」部門の新製品は、「ディオール(DIOR)」の“カプチュール トータル セル ENGY リッチ クリーム”が首位を獲得。「カプチュールユーザーから新客まで、リピートが多い」「幹細胞ケアへの注目度が高い」とはバイヤーの弁。2位は「クリニーク(CLINIQUE)」の“モイスチャー サージ ジェルクリーム 100H”と、「コスメデコルテ(DECORTE)」の“リフトディメンション エバーブライト プランプ エマルジョン”が同率でランクインした。

 総合では、「イプサ(IPSA)」の“ME”が1位。「イプサ」は、化粧水部門1位の“ザ・タイムR アクア”と合わせて、スキンケアで2冠となった。2位は「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の“ラ・クレーム”、3位に「アルビオン(ALBION)」の“エクサージュホワイト ホワイトライズ ミルク”がランクインした。(価格は全て税込)

新製品

1位 “カプチュール トータル セル ENGY リッチ クリーム”

「ディオール」

 長年の細胞と幹細胞に関する研究を結集して生まれた“カプチュール トータル セル ENGY”シリーズ。肌の乾燥が肌老化の加速に関連するとの新知見により、寒さや乾燥から肌を守り抜くことに特化した。さらにグリセリンと自然由来のホホバオイル、ビーワックスが肌に必要な資質と栄養をチャージし、豊かに配合したシャクヤク オイルが肌の修復サイクルを高める。独自のバイオ - セルラー テクノロジーが幹細胞にパワフルにアプローチすることで若々しい肌を目指し人気を獲得した。(50mL、1万4300円)

2位 “モイスチャー サージ ジェルクリーム 100H”

「クリニーク」

 アロエの保水能力を生かしたロングセラーのジェルクリーム“モイスチャー サージ”がアロエ発酵テクノロジーを搭載してパワーアップした。アロエベラ葉エキス パウダー、ラクトバチルス(乳酸桿菌)、アロエベラ葉水で構成する新テクノロジーが肌に浸透しやすい設計を実現。肌内部の水分を循環させるこれまでのテクノロジーも受け継ぐことでスピーディーに保湿し、すみずみまで潤いを循環してシールド。潤いは、肌に乗せた瞬間から100時間後まで続く。(30mL、4950円 50ml、6710円)

2位 “リフトディメンション エバーブライト プランプ エマルジョン”

「コスメデコルテ」

 “見た目年齢”からエイジングケアを考える、“リフトディメンション”シリーズにエイジングと美白のダブル作用の乳液が登場。ビタミンC誘導体がシミやそばかすを防ぎ、ニノ果汁とポンカン果皮エキスがくすみを捉えてフレッシュな肌色印象にアプローチする。さらに肌に弾力やハリ、輝きにも考慮してオタネニンジン根エキスやコラーゲントリペプチドなどを配合。日々のストレスや加齢に抗い、輝きとハリを宿した美しい肌へと仕上げる。【医薬部外品】(200mL、7700円)


総合

1位 “ME”

「イプサ」

 1987年の発売以来、進化し続けるロングセラー化粧液。美しい肌を生み出す原動力には酸素を取り込むことが肝要。人によって異なる酸素が肌の“酸素レベル”に合わせて8種類のから選ぶ、自分のための1本。格となるのは、OX-ME成分αとOX-MEβ(ともに保湿成分)でαはヒオウギエキス、ハチミツ、グリセリン。βはヒオウギエキス、ケイヒエキスなどで構成して配合することで健やかな肌状態の維持を助ける。それぞれの肌にある本来の力を引き出す。【医薬部外品】(全8種)(各175mL、各7150円 レフィル各175mL、各6820円)

2位 “ラ・クレーム”

「クレ・ド・ポー ボーテ」

 1982年のデビューからリニューアルを重ね、進化し続けるブランドを代表するアイテム。独自のブレインスキン理論に基づいた処方を最先端サイエンスでサポートするのが“肌の知性”。保湿と整肌に働くスキンイルミネイターリッチを配合し、乾燥をはじめとするあらゆる環境ダメージ要因から肌をガード。こっくりとしたクリームがとろけるようにすっと包み込み、ヘルシーでしなやかな透明感のある肌をかなえる。【医薬部外品】(30g、6万6000円)

3位 “エクサージュホワイト ホワイトライズ ミルク”

「アルビオン」

 19年にリニューアル発売した人気商品。メラニンの生成を抑制することでシミとソバカスを防ぎながら、たっぷりの潤いを肌の角層に届ける薬用美白乳液。ビタミンC誘導体の一種である有効成分L-アスコルビン酸2-グルコシドを配合。肌タイプによって選ぶことのできるノーマル、ドライ、オイリーの3タイプをラインアップする。肌の潤いバランスを整えることに注力した処方に、しっとりとした使用感を付与。輝くような明るさと透明感と弾力のある、若々しい肌へとアプローチする。【医薬部外品】(全3種)(各110g、各3300円 各200g、各5500円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : AKIRA WATANABE

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