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シミに特化した新ブランド「フィボナッチ」誕生 公式サイトではシミの種類が分かる“シミ診断”を実施

 メディプラス製薬は8月9日、シミ対策に特化した新スキンケアブランド「フィボナッチ」を発売する。公式サイトでは先行販売を実施中だ。

 メディプラス製薬は、創業時から一貫してオゾンをテーマとした研究開発を行い、オゾン発生装置からオゾン化粧品まで数多くの製品を開発してきた。「フィボナッチ」のキー成分である“オゾン化グリセリン”もその1つ。分解されやすく、気体のままでは安全に使う配慮が必要なオゾンを安定化することで、消臭や殺菌機能を人に適用することができるようになった。

 衛生面での活用のほか、次第に医療現場からアトピーや皮膚炎、アレルギーの改善が報告されるようになり、深刻な肌悩みを持つ多くの人を救う成分としてさまざまな研究結果が得られるようになった。

 そんな中、エイジングサインの改善も多く報告されるようになり、オゾン化グリセリンの中にメラニンを分解する可能性を秘めた物質の存在が明らかになった。

 そこで、長年改良を積み重ねてきたオゾン化グリセリンの、シミに対する有効性の徹底研究を開始。約15年の月日を経て多くの機能と可能性が解明され、本格的にシミへの応用開発がスタートした。オゾン化グリセリンがシミ消去作用を発揮すると期待し、“メラノキラー”と命名した。

 人間の体には本来、適度な刺激を与えることで覚醒を引き起こす力が備わっている。例えば、フィジカルトレーニングやワクチンをイメージすると分かりやすい。この力を利用して、いわゆる“サビナイスイッチ” をオンする役割をメラノキラーが果たす。それは適度な酸化を味方にし、肌を酸化ストレスから守るという逆転の発想から生まれたものだ。

 メラノキラーの酸化の力は、2つのアクションを起こす。1つは直接分解。メラニンへの直接的な化学的酸化作用により、メラニンが分解され、シミが消去される可能性が示唆されている。もう1つはターンオーバー。細胞内で不要なタンパク質や構造体を分解する生体メカニズム“オートファジー機能”を高め、皮膚のターンオーバーを活性化することで、シミ悩みにアプローチする方法が現在解明されつつある。

 ラインアップは、肌pH調整化粧水“ピーエイチ チューナー”(100mL、税込4950円)、全顔用デイリー美容液“メラノハント”(30mL、税込9900円)、高濃度美容液“メラノフラッシュ”(10mL、税込1万2650円)、オールシーズン保湿クリーム“スキンバウンサー”(30g、税込7700円)の4種。

 公式ホームページには、できているシミがどのようなタイプかを診断する、医師監修の“シミ診断”機能を用意。「フィボナッチ」には効果を発揮できるタイプのシミとそうでないシミ(そばかすなど)があるため、“シミへの効果に対する誤解や過度な期待を与えないように、効果が期待できる方のみに販売する”という徹底した姿勢を貫いている。“実感重視のシミコンサルタント”ブランドとして、製薬メーカーならではの取り組みに注目が集まっている。

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