「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。
百貨店・セミセルフショップの「美容機器・ツール」部門の新製品は、「ジバンシイ(GIVENCHY)」の“プリズム・リーブル・ブラシ”と、「RMK」の“アイラッシュカーラーXS”が同率1位。バイヤーからは「ジバンシイ」には「人気のプリズムリーブル専用ブラシで、コスメと同様の4色のカラーリングがグッドルッキングで一目ぼれで購入する場合が多い」とコメントし、「RMK」については「部分用のミニアイラッシュカーラー。目頭や目尻、下まつ毛の美しいカールを実現させる」との声が聞かれた。3位は「ディオール(DIOR)」の“ル ペタル マルチ パール”だった。
総合では、「リファ(REFA)」の“リファビューテック ストレートアイロン”が首位。バイヤーは「ダメージを軽減しながら髪を美しく矯正し、しっとり柔らかい髪に仕上がる点が人気」とコメントした。2位も「リファ(REFA)」で “リファビューテック ドライヤー”がランクイン、3位は「アヴェダ(AVEDA)」の“パドル ブラシ”という結果だった。(価格は全て税込)
新製品
1位 “プリズム・リーブル・ブラシ”
「ジバンシイ」
1989年に世界で初めて、4色構成のフェイスパウダーを発表して以来、ブランドを代表するアイテムとして存在し続ける“プリズム”シリーズ。今春、6代目の最新作「プリズム・リーブル」と共に発売された専用のポータブルブラシだ。「ジバンシイ」が最初に作った4色のブラシにインスパイアされたデザインは、ポータビリティーに優れた設計。肌ざわりがよく、合成繊維のブラシ毛はソフト。微細なパウダーの粒子をキャッチしながらふんわりと自然な仕上がりを実現する。(5390円)
1位 “アイラッシュカーラーXS”
「RMK」
世の中が大きく変化した60年代は、人々が自由に自分自身を表現することを楽しんだ時代でもある。今の時代とも重なるこの“シックスティーズ”に着想を得た「RMK」のサマーコレクション第一弾で発表された、部分用のミニアイラッシュカーラー。目頭や目尻寄りのまつげ、下まつげなどをキャッチして美しいカールに整える。小回りのきくサイズは使いやすく、適度な弾力を与えたゴムはまつ毛への負担を考慮した設計で注目を集めた。細かな部分のまつげをもしっかり根元から立ち上げる。数量限定品。(1100円)
3位 “ル ペタル マルチ パール”
「ディオール」
ハリのある艶肌を目指すプレ美容液“プレステージ マイクロ ユイル ド ローズ セラム”の使い心地を最大限に感じさせながら、さらなるケア力とリフトアップ効果を追求して生まれた、専用のマッサージツール。21個のセラミック パールが付いたアプリケーターは360回転できる設計で、顔の細やかな曲線にフィットする。セラムとのシナジーで肌を滑らかに整え、ほぐしながら巡りを活性化。すっきりとしたフェイスラインの描く輪郭美へとアプローチする。(8800円)
総合
1位 “リファビューテック ストレートアイロン”
「リファ」
20社以上ものサロンと共同開発することで、プロフェッショナルの技術をテクノロジーで再現する“リファビューテック”シリーズ。19年秋の“リファビューテック ドライヤー”と同時デビュー以来、人気が高く「WWDビューティ ベストコスメ」でもレギュラーとして定着。独自技術“カーボンレイヤープレート”を搭載したストレートアイロンは水、熱、圧によるダメージを抑えながら髪を美しく整える。ストレートヘアだけでなくカールヘアでも活躍。(1万9800円)
2位 “リファビューテック ドライヤー”
「リファ」
プロフェッショナルの技術をテクノロジーで再現する、“リファビューテック”シリーズ。サロンと共同開発では、サロン帰りのようなしっとりとした柔らかい髪は水分量が肝要であるとし、60度以下に自動調整するプロセンシング機能を搭載する。さらに内臓された高密度炭素、イオナイザー、プロセンシングの融合技術により水分量を高める。センシングと送風を好みでセレクトできる。(全2色、各3万6300円)
3位 “パドル ブラシ”
「アヴェダ」
どんな髪質や長さでも使えるように考慮された、木製のヘアブラシ。長さ251mm×ブラシ幅86mmの広い面と優れたクッション性を備えているのが特徴だ。ケアのしやすさに細部まで配慮された設計で03年9月の発売以来、人気を集める。ブローやスタイリング時の髪や頭皮を優しくケアし、ダメージを緩和。ヘッドマッサージ用としても活躍するため、撮影現場で愛用するヘアメイクアップアーティストやモデルなど、美容のプロフェッショナルからの支持も高い。(3300円)
TEXT : AKIRA WATANABE
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百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。
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