ビューティ

売れたアイテムを発表! フレグランス1位は新製品・総合ともに「ジョー マローン ロンドン」 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」百貨店・セミセルフショップ

 「WWDJAPAN 2021上半期ベストコスメ」を発表! 「WWDJAPAN」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで2021年上半期(1~4月)に売れた製品を調査。この期間に発売された新製品(NEW PRODUCT)のベスト3と、新製品だけでなく既存品を含めた総合(HERO PRODUCT)のベスト3を紹介する。

 百貨店・セミセルフショップの「フレグランス」部門1位は、新製品、総合ともに「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」が獲得した。新製品1位の「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は、“サクラ チェリー ブロッサム コロン”。バイヤーから「日本限定の香りで毎年人気」「毎年購入しているお客もいるほど」との声。2位は「ディオール(DIOR)」の“ミス ディオール ローズ&ローズ ローラー パール”と、「アナ スイ(ANNA SUI)」の“スカイ オーデトワレ”が同率でランクインした。

 総合1位の「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は、ロングセラーの“イングリッシュ ペアー & フリージア コロン”が安定の首位。「コンバイニングでも相性がよく、さまざまな組み合わせで楽しめることが好評」とバイヤー。2位は同率で「シャネル(CHANEL)」の“チャンス オー タンドゥル オードゥ パルファム”と、「ディオール(DIOR)」の“ミス ディオール ヘアミスト”が上がった。(価格は全て税込)

新製品

1位 “サクラ チェリー ブロッサム コロン”

「ジョー マローン ロンドン」

 満開に咲き誇る美しい春の光景に着想を得た人気の香りが、昨年に続いて今年も限定で登場し、圧倒的な存在感を発揮した。桜の儚さに見る、洗練された美しさに日本の芸術性をプラス。英国ブランドらしい意外性を感じさせる、繊細で軽やかで可憐な香りを創造した。ローズやミモザの花に、フレッシュなベルガモットやマンダリンがリズミカルに奏でながら桜の花を開かせる。ムスクやウッディーを力強く響かせるパウダリーな香りを優しいピンクのボトルに封じた。限定品。(30mL、9240円 100mL、1万8480円)

2位 “スカイ オーデトワレ”

「アナ スイ」

 優雅で自立した女性のための香りは、空気のように軽やか。洋梨やピンクペッパーなどの躍動感を感じさせる中にスパイスを効かせたトップに、スズランやローズなどのみずみずしい花々のエッセンスが入り混じる。ポップコーンのエアリーさを与えたフルーティ・フローラル・グルマンに投影するのは、凛とした表情を覗かせるエレガント女性像。自由と想像を象徴する熱気球をクラシカルなデザインのボトルで表現した。(30mL、6380円)

3位 “ミス ディオール ローズ&ローズ ローラー パール”

「ディオール」

 一面に広がるローズの花びらに包まれるような感覚を覚える、“ミス ディオール ローズ&ローズ”。“100枚の花びら”を意味する名を持つグラース産のセンティフォリア ローズの花びらにベルガモットがみずみずしく弾け飛び、ゼラニウムのエッセンスが鮮やかに彩るスパークリング フローラルの香り。ガラスパールをセットしたボトルにも“ミス ディオール”の遺伝子、モダンで自由なスピリットを感じさせる。時間や場所を選ばない香りが人気を集める。(20mL、4400円)


総合

1位 “イングリッシュ ペアー & フリージア コロン”

「ジョー マローン ロンドン」

 「ジョー マローン ロンドン」で不動の人気を誇る“イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン”が、総合でも1位に。英国の果樹園で収穫したばかりの熟れた洋梨。その官能的なまでにみずみずしい香り立ち、白いフリージアのブーケがそっと優しく包む。アンバーとパチョリの芳しくもパワーに満ちた香りに、エッジの効いたウッドが温かさを付した。その独創的でエレガントな香りがブランドフィロソフィーを具現化する。(30mL、8800円 50mL、1万2320円 100mL、1万7600円)

2位 “チャンス オー タンドゥル オードゥ パルファム”

「シャネル」

 2010年に3代目の専属調香師、ジャック・ポルジュによって誕生した香りを、19年に4代目専属調香師のオリヴィエ・ポルジュが再解釈して生まれた、オードゥパルファム。輝きと自信に満ちた女性像をフローラル フルーティーに投影した。芳醇で温かみのあるローズにエキゾチックなジャスミンが軽やかに奏でる主題に、グレープフルーツとマルメロが華やかさを残す。大胆さを秘めながら繊細に描き出す、フェミニティー。(35mL、1万230円 50mL、1万3200円 100mL、1万9250円)

3位 “ミス ディオール ヘアミスト”

「ディオール」

 「ディオール」の専属パフューマー クリエイター、フランソワ・ドゥマシーにより15年に誕生。ブルーミング ブーケにインスピレーションを得た、フローラル ノートのヘアミスト。乾燥や紫外線などによる外的ストレスやダメージから髪を守り、美しく整え、軽やかな香りのベールで包む。エアリーでフレッシュ、それでいてエレガントな印象を落とす。優雅に香る、髪のドレスアップはセンシュアルな所作から始まる。(30mL、4950円)

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : AKIRA WATANABE

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